・印刷の文字が圧倒的に多いいただいた年賀状の中で、直筆の文字があまりに達筆だと見とれてしまい、年賀状印刷で済ませた自分がなんだか情けない
・結婚式の芳名帳に名前の自筆をしたが隣の方の文字があまりに達筆で自分の字が引き立て役になってしまって惨め…
・仲間内で文字を書く担当の時には必ず指名される達筆の方がいる。皆に認められて羨ましい…
「達筆な文字」が書ける人には品格や落ち着き、教養などプラスのイメージがあり、自分も一目置かれる達筆になりたい!とばかりに書店に駆け込んでいませんか。
意気込んで購入したペン字教本での独学には実は思わぬ落とし穴があります。
この記事で紹介する情報を参考にすれば達筆な文字のスキルを手に入れるための方法を知ることができます。
達筆になりたいなら独学より通信教育orペン字教室通学を選択すべき
人にあまり知られずにこっそり上達して「達筆ですね」と言われたい。
こんな都合の良い話があれば苦労はしないのですが、あいにく今の自分の字のレベルを達筆レベルに引き上げるためには、正直書店で購入したペン字教本での独学だけでは無理があります。
なぜなら、
ココに注意
・自分では気が付かない無意識で書いてしまう癖字の部分は第三者の客観的な視点で指摘されないとわからない
・好きな時に練習すればよいという甘えから継続してやらなければ、というモチベーションにならない
というデメリットが独学には付きまとうからです。
「達筆」と言われるレベルに達したければそういった自分の無意識の部分、甘えの部分を切り捨てる必要があります。
つまり、いつもペンを握ったら美しい文字を意識できる環境作りが必要ということです。
そのためにおすすめしたい方法が「ペン字講座の通信教育」「ペン字教室への通学」という選択になります。
「ペン字講座の通信教育」のメリットとデメリット
ペン字講座の通信教育のメリット
・無意識で出てしまう自分の癖字について添削で細かく指導してもらえる
・添削課題の提出期限があるので、どうしても日々のカリキュラムをこなさざるを得ず、半ば強制的にテキストを開かざるを得ない環境ができる
・講座独自の昇級、昇段審査で自分の立ち位置がわかり、レベルアップのモチベーションにつながる
・通学ではないので自宅で学習できる
ペン字講座の通信教育のデメリット
・講師の運筆の現場が見えないのでなぜ文字がこのような形になるのか、というリズム感がテキストのみではわからない
・自分が書いているそばからすぐに指摘されないと、数日後に返送された添削結果だけでは書いた当時の感覚を忘れてしまっている
・書店で教本1冊購入するよりも費用がかかる
「ペン字教室への通学」のメリットとデメリット
ペン字教室への通学のメリット
・講師の運筆を目で追えるのでなぜ文字がこのような形になるのかという理解がしやすい
・自分の癖などすぐに指摘してもらえるので改善が早い
・教室の生徒と一緒に勉強できるので孤独感がなく張り合いもある。他の生徒への指導も目の当たりにでき、参考になる
ペン字教室への通学のデメリット
・教室の通わなくてはならず、日中仕事をしている人には通えず、小さいお子さんや見守りが必要な家族がいる場合家を空け辛い
・自分1人だけの指導ではなく大勢の生徒が通っているので一人のためにじっくり時間を割いてもらうことが難しい
・通信講座のようにある一定のカリキュラムで終了、ということがなく、延々と通わざるを得ないような雰囲気の教室もあり、金銭的にキツイ
» ボールペン講座を申し込む前に検討したい方は「無料の日ペンの資料請求」をご覧ください。
» 右上がりの字を克服したい方は「右上がりの字を書く人は必見!」をチェックしてください。
通信講座『日ペンボールペン習字講座』の5つのおすすめポイント
教室に通うことが難しい方でも、通信講座の『日ペンボールペン習字講座』はおすすめです。
おすすめポイントを5つご紹介します。
ココがおすすめ
90年の歴史と100万人以上の指導実績がある
「日ペンの美子ちゃん」といえば40年以上も前から雑誌の裏表紙を飾る有名なキャラクターですね。
がくぶんが昭和7年から日ペンのペン習字講座を立ち上げて約90年。
100万人以上の受講生と2000社以上の新人研修の指導は社会的な信用の厚い講座ならではの実績です。
ココがおすすめ
業界最多12回の添削指導
例えばユーキャンは10回までの添削なので、12回の添削は最多と言われています。
さらに、一番自筆の機会が多い自分の住所・名前の添削も通常の添削とは別枠で3回の指導が受けられます。
ココがおすすめ
資格取得が目指せる
文部科学省後援の硬筆書写検定の基礎的な実力がつきます。
講座修了後はさらにステップアップして、がくぶんのペン習字の競書誌『ペンの光』購読で硬筆書写検定の指導に準拠した学習を続けられます。
合格率10%の難関、硬筆書写検定1級合格者もこの講座から輩出。
ペン字教室を開くのも夢ではありません。
ココがおすすめ
交流や競書の機会がある
会報誌を通して競書で腕試し、各地で開催されるスクーリングでの交流など、仲間同士での切磋琢磨の機会があります。
一人きりにさせない工夫でモチベーションアップにつながります。
ココがおすすめ
手本の運筆をDVD動画で確認できる
日ペンではDVD動画を使って、講師の運筆・ペンの持ち方・姿勢といった動きを知ることができます。
通信講座のみでは今まで教えてもらえなかった運筆のリズム感がわかる点は画期的。
動画再生はYouTubeでも見られるのでスキマ時間にスマホで手軽に学習が可能。
実際に教室に通っているのと同じメリットが得られます。
» 字が汚いことでつらい思いをした人は「字が汚いから直したい人必見の記事」をチェックしてください。
とりあえず市販のペン字練習帳・教本で独学。押さえておきたい達筆のコツ
思い立ったら吉日。
まずはペン字練習帳や教本をゲットして始めよう、というモチベーションは素晴らしいです!
これが人生であなたの文字を変えるきっかけになるわけですから。
ただ、どうせ始めるのなら「達筆」と言われるコツをインプットしてから始めた方が手っ取り早いですね。
コツをいくつかご紹介します。
「とめ・はね・はらい」を意識するって結局何?
様々な教本やネットでも達筆のコツとして必ずと言っていいほど出てくる呪文のような言葉「とめ・はね・はらい」。
何となく耳にタコができるほど聞かされているわりには文字を書く時に実践できていないことが多く、今一度正しく整理しておく必要がありそうです。
●「とめ」・・・書き始めを斜めに打ち込んでからタテ画・ヨコ画を引き始める。
はね・はらいの直前も一旦止まってペンの向きを変える準備をする。
●「はね」・・・突然鋭角に上に向けてはねると下手に見えます。
はねる直前に斜めに緩い角度で一画入れ、そこから直角にはねると上手に見えます。
●「はらい」・・・払う前に一旦止まってペンの向き・線の向きを変えて自然に力を抜く
「六度右上がりの法則」「均等法」
●「六度右上がりの法則」・・・ヨコ画の多い文字は水平から6度右肩上がりの文字が美しいとされています。ただし、全て右肩上がりだと文字が傾いて見えますから最終のヨコ画をとめる時に右下にやや下げ気味でとめるとバランスが良く見えます。
●「均等法」・・・「三」「川」などタテ画・ヨコ画の隙間を等間隔にすると達筆に見えます。
全体の字配り
●「中心線」を曲げない。
ハガキの宛名書きが左右になびいていると一気に下手に見えます。
●「漢字:カタカナ:ひらがな」の文字の大きさは「10:8:7」がベスト。
ひらがなは画数が少ないので膨張して見えるため漢字より小さめの方が良いのです。
達筆になりたいのまとめ
「一目置かれる達筆になりたい!」のであれば、
・書店でペン字教本を購入して独学だけでスキル獲得は難しい
・通信講座受講かペン字教室通学の方が実力を確実にアップすることができる
・通学が難しい方には『日ペンボールペン習字講座』の通信講座がおすすめ。通信講座特有のデメリットへの対応がされている人気講座である
以上の情報を参考に是非「達筆」のスキルを手に入れてくださいね。