大人っぽい字を書く方法を紹介!カンタンだった大人っぽく見せるコツを解説

・就活の履歴書の文字が子供っぽい字で履歴書だけでレベルを疑われそう

・子供の連絡帳に書く文字や名札に書かなければならない文字が「親らしい」文字に思われず恥ずかしい

・お悔やみの不祝儀袋などに書く直筆文字が子供っぽいとふざけた感じに見えてすごく失礼だと思われそう

などなど、社会人になって様々な生活の場面での子供っぽい字はマイナス以外何もありません。

だからといって何でもかんでも印刷に頼ることは不可能で、自分の文字をこのまま放置して何もせずにいると、一生この子供っぽい文字のままの印象があなたの人格として人に伝わってしまう事になります。

この記事で紹介する情報を参考にすれば、子供っぽい字を大人っぽい字へと変化させることができます

大人っぽい字のいくつかのポイントを押さえて、今日から子供っぽい字を卒業しましょう。

 

大人っぽい字のコツ ~漢字編~

TBS系テレビ『教えてもらう前と後』の番組内で「10分で美文字3つのコツ」として紹介された方法です。

早速試してみてください。

書き始めは打ち込みをいれる

タテ画もヨコ画も、書き始めにななめ45度に打ち込みをいれ、ためてから線を引くと大人っぽい重厚な文字に見えるもの。

線だけ突然まっすぐ引くとどこが図形的で字が子供っぽく見える傾向があります。

 

ヨコ画は「一」「二」「三」がうまく書ければよし

大人っぽい味のあるヨコ画にはこの3つの漢字が書けることが必須。

全ての漢字のヨコ画のルールがここにあります。

「一」・・・斜め45度に打ち込みをいれ、上に緩やかな弧を描くように着地する

水平に横に一直線に書いてしまうと子供っぽい字に。

また、右上がりのままの直線で終わると雑な印象に見える危険も。

この書き方を使用した漢字は「下」「光」「子」など。

「二」・・・1画目は打ち込みをいれたら右上に一直線。(やや下に弧を描く感じで書くという書家もいます)

2画目は打ち込みをいれたら「一」の書き方と同じで上に弧を描くように。

この書き方を使用した漢字は他にも「土」「工」「赤」「元」「立」などがあります。

「三」・・・1画目は打ち込みをいれたら右上に一直線。(やや下に弧を描く感じで書くという書家もいます)

2画目は打ち込みをいれたら横にまっすぐ引く

3画目は打ち込みをいれたら「一」の書き方と同じように上に弧を描くように。

この書き方を使用した漢字には「王」「春」「生」「青」などがあります。

囲まれたヨコ画は両サイドに隙間をいれる

例えば「日」「目」「原」「貝」など、ヨコ画が囲まれている場合は線の両端をピタッとタテ画にくっつけず、わざとすき間をつくります。

ピタリとヨコ画が付いている漢字だと、窮屈な子供っぽい字に見えますが、両端の隙間が空くと大人っぽい書きなれた感じの字に見えます

 

目次

大人っぽい字のコツ ~ひらがな編~

見えない線も一筆書きのつもりで

一見バラバラにみえるひらがなの線ですが、実は一筆書きができる線ばかりなのです。

書き順通りに一筆書きができてしまいます。

ひらがなのとめ・はね・はらいに見える部分は実は前の線画からのつながりであり、次の線画につなげる一部分のみが楷書では描かれます。

行書ではこの一筆書きの隠れた線が一部表に出た形であると言えます。

大人っぽいひらがなの楷書を書きたかったら、この一筆書きで隠れた線を意識して書くと線がバラバラにならず一つのまとまったひらがなになってくれます。

 

結びの空間は円形にしない

子供っぽい文字の場合、どのひらがなの結び目もみごとな円形に書きがち。

しかしこれでは大人っぽい字とは言えません。

「ぬ」「は」「よ」の結び目・・・「J」を書いてから「へ」を書く感じ。お魚の形、とおっしゃる方もいます。

「な」「ね」「ほ」「ま」の結び目・・・おにぎり型の、三角形に見える結び目になります。

パソコンなどの印字だとこういった結び目の形までハッキリ出てきませんが、同じひらがなでも結び目の形を変えただけで大人っぽく見えます。

 

結び目の形の違いがあるのはなぜ?

ひらがなはもともと、漢の時代に中国大陸から伝わった漢字が日本で万葉仮名となり、簡略化されてひらがなになったものです。

つまり、ひらがなのルーツは漢字にあります

ひらがなの結び目になっている部分は漢字のある一部。

全て同じではありません。

お魚の形の結び目になるとされる

「ぬ」⇒「奴」が簡略化したもの
「は」⇒「波」が簡略化したもの
「よ」⇒「与」が簡略化したもの

おにぎり型の結び目になるとされる

「な」⇒「奈」が簡略化したもの
「ね」⇒「祢」が簡略化したもの
「ほ」⇒「保」が簡略化したもの
「ま」⇒「末」が簡略化したもの

こうしてみると「結び目=円形」と決めつけるのには、無理があることがお分かりいただけるでしょう。

 

大人っぽい字のコツ ~数字編~

数字はやや斜めに書く

履歴書にたくさん書き込まなければならない数字。

文字にばかり注目していますが、意外と数字は見過ごされがちでは?

数字にも大人っぽい書き方のコツがあります

ココがポイント

◎少し斜めに書く

◎粒の大きさを揃え少し小さめに書く

ポイントはたった2つです。

やや右側に同じ角度で倒して数字を書くだけでグッとシャープな感じがします。

さらに、漢字やひらがなと同等の大きさで書くよりやや小さめに書いた方がひきしまって見えます

数字は画数が少ないため膨張して見えがち。

画数の少ないひらがなよりもらに大きさを抑えることでバランスがとれます

 

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大人っぽい字にするコツのまとめ

漢字を大人っぽい字にするコツ

「書き始めに打ち込みをいれる」

「『一』『二』『三』の書き方がすべてのヨコ画の基本」

「ヨコ画の両端に隙間をいれる」

ひらがなを大人っぽい字にするコツ

「見えない線も一筆書きのつもりで」

「結びの空間は円形にしない」

数字を大人っぽい字にするコツ

「少し斜めに書く」

「粒を揃えて少し小さめに書く」

 

 

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大人っぽい字は打ち込みが重要

大人っぽい字を書く方法で効果的なものは、文字の初めにきちんと打ち込みを入れて強調することにあります。

例えば、文字の最初にグッと止めてから払うと書道のような強調した文字になります。

それが例え、「一」という単純な漢字であっても最初の書き始めに留めを入れて文字をためることで、大人っぽい強い印象を持つ文字にしようという試みです。

これはカタカナのソという文字にも応用することができ、ソとンというカタカナの区別を容易にする手法としても機能します。

ンの場合、留めてから上に跳ね上がる部分を強調すればソと間違われることが無いため、おすすめできるテクニックの一つです。

逆を返せば、こういった強調をすることで、文字の判別や文字を強調することをしていないがためにどちらにでもとれる文字というものが存在し、文字を見た方が混乱してしまうという事態に陥りますので、文字の払いを溜めてから払うということはとても重要になるのです。

これらは実は書道教室に通うことで重要なポイントであると教えられることがありますので、どこを強調して書くべきかを把握したい場合、書道教室に通うほか、書道に関する書籍を見ることで払うべき場所や留めておくべき場所を知ることが出来ますので、書籍や教室に通ってみるのもよいでしょう。

 

大人っぽい字はペンの持ち方も重要

よく、文字を書く際ペンに力を入れたりゆっくりと文字を書くことで丁寧に見せようとしている方がいますが、あれについてはある意味正解である意味では間違っていると言えます。

何故なら、文字を書く際、力を入れて書く必要は無くむしろ自然な流れで文字を書くことが美しいとされていたためです。

例えば、ボールペンであれば、ペン先は滑りやすくなっており自然とペン先が流れることで美しい文字を書けるようサポートするのですが、ここに余分な力が加わると文字が乱れてしまい不自然な線へと変わります。

その為、ボールペンであっても正しい持ち方は小筆を持つような感じで親指は力まず、人差し指はペンに沿える程度の力で書くことが望ましいのです。

要は、力んだりゆっくりと文字を書こうとするが故どうしても線が不自然になりバランスが乱れてしまう為、大人っぽい字からほど遠い乱れた文字へと変わってしまうのです。

これについても、書道では力むことなく自然体で文字を書くことを意識することでバランスの良い文字を作り上げることをお手本を見ながら学びますので、まずは力んで文字を書くという習慣や癖を取り去ることが重要となるのです。

その後、お手本を見ながら練習することで、文字のバランスを取ることを学ぶと大人っぽい字へと生まれ変わります。

 

どうしても、大人っぽい字が書けない場合、人に習うと良いかも

どのようなアドバイスや方法を知った所で、大人っぽい字が書けないという方は少なからず存在します。

そうした場合、どうしても大人っぽい字を書きたいと思うのであれば、あえて人に習うという手法を取り入れるのも一つの手段です。

例えばボールペン時講座や書道教室などはボールペンなどの筆記具の持ち方から力の入れ具合に至るまで広きをサポートしてくれます。

その上で、文字が傾いているかなどバランスのとり具合も先生によっては即座に問題点として指摘してくれる先生もおり、自分の悪い点を第3者に判別してもらうことが出来るのが書道教室や講座の利点になります。

ただ、この方法はどうしても、自分の文字が汚いですとか子供っぽいということでためらう方も多いため、オンラインタイプの独学を可能とする講座で学習をした方が良いという意見も多いです。

オンラインタイプでも、インターネット動画などで要点を解説しているため文字をきれいに書くコツを掴むことが十分可能ですし、誰に自分の文字を見られることなく続けることが出来ますので、現在においては教室に通うよりもオンライン上で済ませることが出来るオンライン型講座で大人っぽい字を書けるようにするという方法をおすすめします。

 

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