癖字を直す方法は?これ以上字で損しないために今すぐできること

・幼い時の丸文字やギャル文字が社会人になってもそのまま

・右上がりっぽい文字が上手に見えると思い込んでいる

・文字を勝手に崩したり省略することが大人っぽい字だと思い込んでいる

・ペンで書く気楽さから筆字のようなとめ、はね、はらいなど全く意識せず適当

こんな癖のある文字を書く方は結構いらっしゃるのでは?

読めないわけではないだけに、改善しようとせずそのまま放置してしまいがちです。

しかし、決して美文字とは言えず年齢不相応に思われ品格を疑われたり、間違った崩し字にして大切な情報を伝えられなくなる危険も生じます

この記事で紹介する情報を参考にすれば、印象の良くない癖字を直すためにすぐに取り組めることを知ることができます。

 

癖字の人はこんな風に思われている!癖字を直さないとつらいことばっかり

 

丸文字、ギャル文字タイプ

学生の時はこういった文字がむしろ可愛らしさの象徴だったりするのですが、社会人でしかもいい年でありながら職場などでこの文字を書かれたら相手はどう感じるでしょうか。

年齢とのギャップで悪い意味で驚かれてしまいますよ。

 

右上がり勘違いタイプ

確かに右上がりの文字は美しくみえるコツの一つではありますが、極端に右に尖がったりそのために文字が細くゆがみ文字の空間が潰れてしまっている字は、もはや悪筆です

文字にゆとりを感じず読みにくいだけです。

 

勝手に文字を作り変えてしまうタイプ

行書や草書になると文字を続けたり(連綿)、省略する書き方はありますが、それにもきちんとしたルールがあります

忙しさのあまり急いで勝手な省略をしたり、変なところで文字を続けたりすると、行書・草書・連綿をきちんと勉強した人から「これ何?」という次元の目で見られてしまいます。

 

目次

癖字は遺伝なの!?

「いくら練習したって生まれつき文字が上手くなる血筋じゃない」などと思い込んでいませんか。

癖字は遺伝や生まれつきのものではありません。

後天的なものなのです。

大人になって妙な癖字を書いている人も、実は小学生の頃の方が上手だったりします。

その理由は、毎日きれいなお手本を見ながら書いているから。

文字は脳内にインプットされた文字に従って書き起こされると言います。

つまり、大人になるにつれて正しい文字のインプットがあやふやになったため勝手に自分流に作り上げられた文字になってしまったわけです。

こういったことを利用して筆跡から性格を診断する「筆跡心理学」という研究もあるくらいです。

正しい文字のインプットがされない限り、文字は人となりが出てしまうのです。

書道界では「書は心画なり」などとも言われているほど。

文字は何歳からでも美文字になることができます。

「癖の強い人」などと文字から変な先入観を持たれないためにも、まずは頭の中をまっさらな状態にして、正しく美しい文字を脳内にインプットしておきたいものです。

 

癖字を直す方法~文字を書く前のチェック~

癖字を直す正しい姿勢

癖字と姿勢に何の関係があるか、不思議に思う方もあるでしょう。

基本的に癖字のある人、あるいはなかなか手本を見ても美文字をマネできない人というのは、ペン先にばかり注意が行く人です

ペン先ばかり見ると、姿勢にも問題が出てきます。

紙全体を広く眺め、次に自分のペンをどちらに運筆すべきかという先を読むことが美文字の秘訣なのです。

 

ココがポイント

正しい姿勢は・机と体はげんこつ1個分離れる

・ペン先はお腹から30cm位離れたところ真正面から4~5cm右側

・両手を机にハの字型に置くが手首は固定し、肘は机に付かず自由に動くように

・背筋はまっすぐ伸ばしてペン先が見えるような位置に紙を置く(右利きなら右脇の延長線上に紙を置く)

紙を真正面に置いてしまうと、手で隠れたペン先を見ようとして体が斜めになり

文字列も斜めに、文字の形も斜めに、という字の癖がでてしまいます。

 

癖字を直す正しい握り方

ココがポイント

ペンの持ち方も正しくすることでお手本通りの字を書きやすく、ペンが自由に動ける握り方に変わる

卵をふわっと握る感じで親指と人差し指に軽くペンを挟み中指・薬指・小指をペンに添える。(ペンは立たせる感じで)

特に小指を強く握らない。強く握るとペンの可動域が狭くなり文字を書き進めるたびに手首を動かさなくてはならず文字が斜めになったり文字列も斜め上に上がってしまう。(手首は机上に固定する)

指に力が入る、握るような持ち方は、美文字を頭ではイメージしても、ペンが思った通りの場所にコントロールできず、筆圧ばかりが強い癖字で終わってしまうのです。

 

書きやすい道具をそろえる

例えば同じボールペンでも粘度の高い油性ボールペンはインクの出方にムラがありかすれてしまったり、かすれると必要以上に強い筆圧で書いたり…と、ペン字の練習には不都合です。

柔らかくなめらかなインクの出る水性ボールペン、ゲルインクのボールペン、太くて濃いめの鉛筆が最適です。

最近は「粘度の低い油性ボールペン」も登場し、ペン字練習にも適しているといえます。(三菱鉛筆のJETSTREAM ジェットストリームなど)

ついでに、下敷きは硬いプラスチックのモノではなくデスクマットのようなやわらかな塩ビの上で書くと思うように運筆できます。

 

癖字を直す方法~基本的な美文字のコツ~

 

【字の形】

中国の古典『九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんのめい)』は完璧な楷書の名書として有名ですが、その古典から富澤敏彦先生が解明した有名な3つの法則があります。

右上がり六度法

文字の横画が水平から6度右上がりになるとキレイにみえます。(時計の1分間の角度です)

上がり過ぎ下がり過ぎは癖字です。

右下重心法

例えば「大」という字の場合、左下のはらいよりも右下のはらいの位置を低くします

右上がり六度法で右上がりになった文字のままではバランスが悪く傾いたままになるので、右下の画を下げてバランスをとっているのです。

等間隔法

1つの文字の中の隣り合うすき間は同じ大きさのスペースをとるとキレイにみえます。

例えば、「川」の縦画の間や「三」「日」の横画の間のスペースは均一に保ちます。

 

他にも細かいコツはありますが、まずはこの3つを意識するだけでも字形はガラリと変わります。

 

癖字を直す方法~文字全体の配置~

文中の漢字を大きめにひらがな・カタカナは小さめに

活字では全て同じ大きさですが、手書きは違います。

よく黄金比率として説明されていますが、

「漢字:カタカナ:ひらがな」は「10:8:7」

が読みやすいとされています。

数字やアルファベットもカタカナと同じ大きさがベスト。

情報量の多い漢字を大きめに固有名詞の多いカタカナはその次、助詞など文のつなぎ言葉のひらがなは目立たせないように小さめに、という理由によります。

文中の文字間隔を均等にとる

字間が狭すぎれば読みにくく、均一でなくバラバラだと、変なところで意味のつながりが途切れてしまいます

 

中心線を揃える

縦書きでも横書きでも、文字列は「中心線」を揃えることで文が蛇行しません

横書きの場合、「下の線」に合わせて文字を並べて書く方法もありです。

 

» ボールペン講座を申し込む前に検討したい方は「無料の日ペンの資料請求」をご覧ください。

» 右上がりの字を克服したい方は「右上がりの字を書く人は必見!」をチェックしてください。

癖字を直すおすすめの通信講座

癖字を直すのに手っ取り早い通信講座は『日ペンボールペン習字講座』です。

おすすめするポイントを5つご紹介します。

 

ココがおすすめ

1. 90年の歴史と100万人以上の指導実績がある

日ペンの美子ちゃん」で有名なこの講座は昭和7年からペン習字講座を立ち上げて約90年。

100万人以上の受講生と2000社以上の新人研修の指導実績で社会的な信頼を得ています。

 

ココがおすすめ

2. 業界最多12回の添削指導

例えばユーキャンは添削が10回なので12回の添削は最多。

通常の添削とは別枠で自分の住所・名前も添削も3回の指導が受けられます

 

ココがおすすめ

3.資格取得が目指せる

文部科学省後援の硬筆書写検定の基礎力がつきます。

講座で学習修了後もがくぶんの競書誌「ペンの光」購読で硬筆書写検定に準拠した学習が可能。

最難関、硬筆書写検定1級合格者もこの講座から輩出

ペン字教室を開くのも夢ではありません。

 

ココがおすすめ

交流や競書の機会がある

会員の会報誌を通し投稿による競書、各地で開催されるスクーリングでの交流など、仲間同士での切磋琢磨の機会があります。

一人きりにならないモチベーションアップの工夫がされています。

 

ココがおすすめ

手本の運筆をDVD動画で確認できる

通信教育のデメリットとされてきた、手本を見て真似するだけの平面的な指導。

日ペンではDVD動画を使って、講師の運筆・ペンの持ち方・姿勢といった動きを知ることができます。

動画再生はYouTubeでも見られるのでスキマ時間にスマホで手軽に学習が可能

実際に教室に通っているのと同じメリットが得られます。

 

» 字が汚いことでつらい思いをした人は「字が汚いから直したい人必見の記事」をチェックしてください。

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癖字を直す方法のまとめ

・癖字は直さないと読みにくいだけでなく相手に良いインパクトを与えず、公私に渡ってデメリットが多い

・癖字を直すためにはまず文字を書く前の姿勢やペンの持ち方のチェックからした方が良い

・癖字から美文字にするコツとしては「文字の形」「文字配列」の2点を意識する

・癖字を直すには『日ペンボールペン習字講座』の受講が手っ取り早い

 

書き方のコツを知って、癖字を直す方法

癖字を直す方法には、書き方の基本がわからないケースと、どうやればキレイに見えるかを知らないケースがあります。

ボールペン字講座では、それらの事が図解入りで丁寧に習う事が出来ます。

ボールペン字講座で教えるキレイに見えるコツをたくさん覚えて、意識して書いているうちに、癖字の問題は少しずつ解消されていきます。

最初は覚える事が大変かも知れませんが、ボールペン字は、同じこつの繰り返しですので、自然と覚えられると思いますし、それでも大変でしたら、無意識に手が勝手に覚えるまで、お手本を見て繰り返し練習する事をお勧めします。

また、鉛筆ならかなり上手く書ける方が、ボールペンやマジックだと苦戦される場合もあります。

そのような方には、柔らかい下敷き紙を使う事をお勧めして、紙とペンの摩擦の問題を解消するように指導いたします。

摩擦の問題が癖字の原因になっているケースも多いのです。それから、テキパキときれいに書くのは難しいものです。

ゆっくりと書くようにして、癖字を治して、キレイに書けるようになってから、徐々にスピードを上げていくのが良いです。左利きの方の特有の癖字にも、紙を少し斜めにするなどのアドバイスを用意しています。

 

姿勢を正して、癖字を直す方法

ボールペン字の講座では、文字を書く時の姿勢についてふれています。

姿勢の悪さが癖字の原因となっている事があります。

ですから、姿勢を正す事が癖字を直す方法であると言えます。

姿勢を正すとは、まず、背筋を伸ばすことです。

そして、机と体が握りこぶし1個が入るくらいになるようにします。

姿勢が前かがみになっていると、力む原因になりがちです。

また、文字を近くで見すぎる事により、全体の文字の並びやバランスを崩しがちです。

逆に机と体が離れすぎていると、文字の細かい所がおろそかになりがちです。

そういった意味でも適切な距離感は大切です。

足の裏が床にしっかりとついている事も大切です。足腰で体を支えることにより、ひじなどで体を支える事による癖字を防げる場合があります。

重要な手の動きに影響がないように、足の位置にも気をつけたいものです。

いつも決まった位置から、キレイに見えるように文字を書く練習をするのが、修正がよく出来て、きれいな文字になっていきます。

あとは、大勢の人々の指導にあたってきましたボールペン字講座の先生やカリキュラムに従っていけば、1日20分くらいの練習ですぐに、癖字の治ったキレイな文字が実感できます。

 

ペンの握り方を正して、癖字を直す方法

転職や就職では、履歴書の提出が必要で、キレイな文字を書きたいものです。

近年は、ワープロソフトを利用される人々がいますが、手書きの方が評価が高い場合もあります。

また、冠婚葬祭の受付で、キレイな文字を書かれた人の次に癖字の文字を書くのは恥ずかしいものです。

そんな人々にニーズがあるのが、ボールペン字講座です。

ボールペン字講座では、ペンの握り方について図解入りで、わかりやすく説明されています。ペンの握り方が正しくないと、癖字になりがちだからです。

ペンの正しい握り方が、癖字を直す方法の一つであると言えます。ペンの正しい握り方によって、人差し指で縦線を、親指で横線を書くイメージが浮かびあがり、キレイな文字を書きやすくなります。

この時に、手のひらと指の間に空間を作る事が、スムーズな指の動きにつながります。

スムーズな指の動きは、線の冴えや美しいキレにつながります。

初めてのペンの握り方は、不安定になりがちですが、ボールペン字講座で毎日少しずつなぞり教材をしたり、お手本を見て文字を書く練習をしているうちに、しっかりとした安定した筆圧でありながら、力みのないなめらかさを出せるようになります。

さらにリズミカルに書けるようになることでしょう。

 

 

 

 

\要チェック!/

 

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