【美文字トレーニングは今日から出来る】いつまでたっても上達しないのには訳があった!

・お手本の字を見て真似しようとしてもどうしても線が震える

・お手本の字のようにきれいな曲線にならず歪む

・とにかくいつまでたっても上達した気がしない

 

張り切ってお手本を開き、さあやるぞ!と意気込んだのもつかの間。

書けども書けども全く手本の文字に近づけず、「何で?」と困ってしまったことはありませんか?

手本の文字の形をやみくもに真似しようとしても、「何だか違う」と感じている方は、

ココに注意

ペンを自由自在にコントロールできる力(運筆力)がまだできていない可能性

があります。

これでは何百回書き続けても手本の文字とは「ちょっと違う文字」のままです。

まずは運筆力を鍛える訓練が必要です

 

この記事で紹介する情報を参考にすればペンを自在にコントロールすることが出来る力(運筆力)を身に付ける方法を知ることができます。

手本でみたとおりの美文字を書くためにまずは運筆力を身に付けましょう

 

美文字の始まりは運筆力を鍛えるところから

「運筆力」というのは、文字通りペンを思うとおりに動かせる力のこと。

このスキルなくして美文字への到達はできません。

美文字はきれいな文字を映像として脳に記憶させ、それをペンで書くことで実現しますね。

この「脳に映像を記憶する」「映像通りにペンで書く」のどちらが欠けていても残念ながら美文字にはならないのです。

例えばお手本を毎日のように眺めて、美文字と言われるコツに注意しながら頭ではしっかり理解し記憶できていたとします。

しかし、

ココがポイント

お手本通りに書くためには「運筆力」が必要

運筆力のない人はこれを文字として紙に手本そっくりに書くことはできません

ペンで思った通りの場所に思った通りの線を書くという訓練をしていないからです。

「いつまでも上達した気がしない」と頭打ち状態になっている人は、運筆力を鍛える必要があるわけですね。

 

 

目次

「運筆力」の練習のためには指の役割を知ることから

ペンを思い通りに動かすには、ペンを持つ指の役割を理解する必要があります。

ポイント

・まず、ペンを親指・人差し指・中指で均等の力で支えます。

・ヨコ画を書く時には「親指」の力でペンを押します。

・タテ画を書く時には「人差し指」の力でペンを押します。

・はねる時には「中指」の力でペンを押します。

全ての画に全部の指でぎゅっと握るのでは思うような線が描けません。

指の役割を理解しながら、文字ごとに指の力をコントロールすると文字を書くことも疲れませんし、自由な線が書けるようになるわけですね。

 

 

美文字トレーニングの練習方法 ~まずは運筆力を身に付ける~

では具体的に運筆力を鍛えるにはどうしたら良いか説明します。

日本語は

漢字・カタカナ・ひらがな

で構成されています。

漢字・カタカナは縦画・横画などの直線が多く、ひらがなは曲線的。

つまり、ペンで直線と曲線(らせん)が思うように描ければよいわけです

直線を引く

罫線のない紙に縦の直線・横の直線を何本も書いてみてください。

意外と難しくありませんか?

タイプA:白紙に全く目印がないのでまっすぐに引きたくてもいつの間にか曲がる

タイプB:途中で震えたりガタガタになる

タイプ C:そもそもペンの可動域が狭くて長い線がひけず手首をずらしながら書いているうちに曲がってしまった

と言ったところでしょうか。

分析すると…

Aの人

まだ脳内に直線の画像がインプットされていません。

白紙に実際には無くても直線がひいてあるつもりで書くようにします。

紙に直線が想像力で見えるようになると(実際には印刷されていなくても)、縦書き・横書きの際の中心線もイメージできるので、まっすぐ文を書くスキルも身に付きますよ!

Bの人

ペンの握りが強すぎペン先だけを見て書く人に多いです。

まずペンの正しい持ち方でペンが自由に動けるように軽く持ちます

次に始点から終点の目標を定めてペン先でなくペンが動く先、紙全体を眺めながら一気に線を引けば線がガタガタになりません。

Cの人

ペンの握りが強すぎ肘も机に付けて固定していると長い直線が引けず短い線しか引けません

正しい軽いペンの持ち方で肘が自由に動かせると長い線がまっすぐ引けます。

 

らせんを引く

・右回りのらせんを縦書きと横書きで繰り返し書ける練習をします。

「の」「め」などのひらがなで使うスキル

・左回りのらせんを縦書きと横書きで繰り返し書ける練習をします。

「き」「さ」などのひらがなで使うスキル

ココがポイント

・らせんの結びの丸が皆同じ大きさになるように意識して書くこと

・なめらかな曲線を描くこと

を意識してみてください。

意識しているのに、大小様々な大きさの結び目になる、いびつにつぶれたような結び目になる、線が震える、ということであればまだコントロールできていないことになります。

 

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『中居正広の怪しい噂の集まる図書館』でも紹介されたトレーニング法

テレビ朝日で以前放送されていたバラエティー番組『中居正広の怪しい噂の集まる図書館』で、運筆力のトレーニングとして面白い方法が紹介されていましたのでシェアしたいと思います。

1ヶ月をかけて順番に次のような練習をするだけなのだそう。

 

ポイント

・Step1…ひらがな上達のために「カタツムリのイラスト」を描く

・Step2…カタカナ上達のために「クリスマスツリーのイラスト」を描く

・Step3…漢字上達のために「様」の字を書く

・Step4…中心線を揃えるために「串に刺したお団子のイラスト」を描く

 

それぞれ1週間から10日かけてそれだけひたすら練習。

ネットの画像で確認してもトレーニングの前後で文字が激変していることにはビックリです。

 

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美文字トレーニングの実践編~運筆力を付けたら文字の形にしてみる~

いよいよ文字の形にチャレンジです。

繰り返しますが、美文字は

「きれいな字の映像を脳内にインプットすること」

「美文字のイメージを紙に念写して運筆できる」

という2つのスキルがあれば達成できます。

ここでは、3つのステップで美文字へのゴールを目指します。

Step1. なぞり書き

まずは自分の癖字・悪筆と決別するところからです。

脳に美文字を映像としてインプットする作業にはなぞり書きが一番です。

・なぞることで自分の字との違いを体で感じるのではっきりし、新しい発見があります。

・実際の文字で美文字のルール確認(点・画の位置・角度・長さなど)が出来ます。

Step.2 写し書き

次にお手本を見て書く練習です。

・手本を見ただけで自分の癖字との違いがわかるか

・手本を見ただけで美文字のルールを読み取れるか

・手本を見ただけで運筆できるか

と言ったことがこのステップでのポイントです。

 

Step.3 とにかく書く

手本を見て近い文字が書けるな、と感じたら最後は手本なしで、脳にインプットされた文字の映像を紙にイメージし何度も書いてみては手本と比較します。

手本との差があまりなくなればもうその文字に関しては美文字達成です

こうしていくつもの文字を書いているうちに共通する美文字のルールが身に付き、触れたことのない文字もルールに沿って書くことができるようになるはずです。

 

美文字トレーニングのまとめ

・いつまでたっても上達した気がしない、と言う人は「運筆力」の訓練が不足している

・「運筆力」の練習のためには指の役割を知ることから

・運筆力アップの方法は、漢字で使う「直線」・ひらがなでつかう「曲線(らせん)」を思い通りに引く練習を重ねること

・運筆力が付いたらいよいよ美文字練習の実践に。

・美文字ゲットへのステップは「なぞり書き」「写し書き」「とにかく何度も書く」の3つの段階を踏むと良い。

 

\要チェック!/

 

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